Over the Event Horizon

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確定申告覚え書き(来年申請時のため)

来年のために今年の確定申告について書いておこうと思う。

 

3月14日に確定申告に行ってきた。

例年通り、面倒くさいなぁ~(>_<)と思いながら先送りした結果、結局直前にバタバタしてしまった。

確定申告に必要なのは前年の収入を証明する資料とマイナンバー。印鑑は不要。

 

普通のサラリーマンなら会社でやってくれるので申請は不要だが、給料以外に20万円以上の収入がある場合は確定申告しなくてはならない。他にも不動産の取引があった場合や医療費が年間で10万円以上の場合などは控除を受けられたりするので確定申告が必要となる。

退職したりして無収入の場合は確定申告は不要のように思えるが、収入金額(無収入も含む)がわからないと行政側が住民税や健康保険税を算定できないので、いちおう役所で聞いた方がいいと思う。

 

私の場合は、現在一般的な収入は0なのだが、株の損益があるので確定申告をしなくてはならない。

株の損益については一律20.315%が課税される(内訳は所得税15%、住民税5%で、2049年までは復興特別所得税として国に納める所得税に税率2.1%をかけた0.315%が加わり、合計20.315%が課税される。市町村等に納める住民税には復興税は上乗せされず国に納める所得税のみに上乗せされるという仕組みだ)

そして税を納める仕組みも、証券会社に作った口座によって扱いが異なり

・特定口座というものにしておけば証券会社の方で自動的に利益の約20%を控除(源泉徴収)して、国にも申請されているので、申告は不要

・一般口座というものにしている場合は、証券会社の方では何もしてくれないので個人で売買手数料や配当金なども加味した損益を計算して確定申告しなくてはならない。

 

私が使っている証券会社は2つあり、その1つA証券会社は特定口座なのだが、もう1つB証券会社はなぜか一般口座になっている。

なんでB証券会社は一般口座になっちゃってんの?と問い合わせてみたところ、口座が作られてから口座残高0の期間が一定期間を過ぎると自動的に一般口座にされてしまうようだ。ちょっと待て!そんな勝手な話は聞いた事もないし、教えてくれてもいいんじゃないか?野村さん!と思ったが、そうなってしまっているものは仕方ないと諦めた。ただ野村証券については入金がある度に自動的にMMF?だかMRF?だか何かよくわからない変な積立的なものを自動で買わされているようだ。しかも1回の入金で1円だけ買わされている。これは何の意味があるのか全く不明である。聞いてみたけど、電話に出た人も、そうなってるみたいですといった感じでよくわからないみたいだった。金額の低さからもなにか胡散臭いものを感じる。顧客の全く負担に感じない範囲で勝手に金を巻き上げているのか?なんてね

 

話しを戻して

A証券会社は特定口座なので、前年1年間の損益を一覧表にして年間取引報告書として交付してくれる(この表は確定申告のために作られたもののようで、確定申告の用紙の通りに項目が並んでいるので、確定申告用紙の記入時は、それをそのまま同じ位置に書き写せばよくなっている。非常に便利)

B証券会社(野村って言っちゃってるけど)は一般口座なので、そのような報告書はないため、申請時の添付資料とするために取引履歴を全て印刷し、それを参照しながら一つ一つ計算していかなければならない。この場合、確定申告の記入用紙には、取得年月日、取得金額、取得銘柄、手数料、売却年月日、売却価格等を1件1件記入していかなければならないので、非常に面倒くさい。私は昨年の取引件数が1件だけで助かったが、それでも面倒くさい!年間数百件、数千件とか取引する人はいったいどうするんだろうね。

 

そんな訳で、本来なら、A証券会社の分については確定申告する必要はないのだが、B証券会社については申告しなくてはならない訳だ。

ただ私の場合、昨年までの2年間に大きく損失を出しているので、それを確定申告で申請している。株の損失は他の収入と損益通算はできないのだが、3年間に限り(申告をしていれば)その後の株の収益と通算してもらえるのだ。

今回はA証券会社、B証券会社の分ともになんとか利益があったので、

・A証券会社の分については、証券会社で源泉徴収された分を前年までの損失と通算して還付してもらう。

・B証券会社の分については、損益の申請とともに収益分について前年までの損失と通算して納めるのを免除してもらう。

というのが目的になる。

前年までの損失が大きすぎて、通算しても到底チャラにはならないのだが、申告しないよりはずいぶんマシだ。

 

次に、マイナンバー

確定申告時にはマイナンバーが必要だ。

はまだマイナンバーカードを作ってないのでマイナンバーがわからない。

マイナンバーが導入された当時、ラジオでマイナンバーはまだどうなっていくかわからないし、セキュリティがちゃんと確保されているのか不安なところもあるので、マイナンバーカードは急いで作る必要はありません、と言っていたので作らないまま放置である。カード作ってもすぐなくしちゃいそうな気もする。)

これは、マイナンバー入りの住民票を市役所で申請すれば、その場で発行してくれる。印鑑と身分証明書が必要。

 

そして、いざ確定申告会場へ!

うちの市にも確定申告の小さな会場があったのだが、そこでは私は申告できないようだった(詳しく聞いてないのでなぜだかはよくわからないが、個人事業主など専用の会場だったのかな)。

そこで、お隣の市の会場へ行き、待つ事1時間くらいかな。

担当の人の指示に従い、指定された用紙に自分で記入していく。

ここで先に書いた前年までの損失額を聞かれたが、いくらかわからなかったので調べてもらった。どうやら確定申告時のオンラインでそこまでは繋がっていないらしい。

昨年作成時に渡された資料を持ってこなければいけなかったようである。

係りの人(税務署の職員さんか?)が何人もいて、その各担当者が数人の申請者を一度に見て記入の指示をしている。さながら将棋のプロが数人を相手に指導をしているような姿だ。

私は、持ってきた証券会社の資料を見ながら指図に従って用紙に記入していく。

それが終わったら、オンライン申請の場所へ移動。

別の担当者の指示に従ってパソコンの前で先ほどの用紙に記入した事項を入力していく。申請のマイページにログインする際にはパスワードが必要なのでこのパスワードを覚えていた方がいいようだ。

オンライン申請が終わると、結果が表示され、還付額もちゃんと表示されていた。

用紙への記入時点では、これだけでちゃんと結果が反映されるのか心配だったのだが、たいしたものだ!

オンライン申請が終わると磁気カードのようなものがついたファイルを渡されて、印刷場所へ移動。そこで結果を印刷して、提出書類と本人保存用書類に分けてもらい、提出書類は出口にあるポストのようなものに投函。保存用書類は各自保存という事になる。

 

ここまででかかった時間は2時間半くらいだっただろうか!大したことはしてないのに、なんか、どっと疲れた(T_T)

 

来年の申請時にあれこれ混乱しないように、ざっと申請の流れや感じた事などを書いてみた。

 

最後に

(来年の申請時に必要な物)

・収入を証明する資料(証券会社別の取引報告書など)

・前年までの各年損失額(今年申請後の本人保存用資料に載っている)

・いちおう医療費など控除対象となるものがあれば、それもチェック

マイナンバー

・オンライン(イータックス)ログインパスワード

 

文字ばかりで色がないので、

栃木市で当日撮った川にかかるこいのぼりを

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