四国と紀伊半島の地形
昨日台風が長崎県の西に位置している頃、気象庁のレーダーナウキャストを見ると高知県内の東の沿岸から徳島県にかけて、南から北へ走行を持つ非常に強い降水強度のレインバンドが表示されていた。(残念ながら画像キャプチャーしていないので画像はありません。)
以前から、降水分布の図を見ると、海から吹いてきた風が山岳にかかる前から降水がはじまっているように思える事が多かったので、「山岳における強制上昇により・・・」というのは正しい表現なんだろうか?と少しだけ疑問に思っていた。
山岳での強制上昇なのに、もう海から降水がはじまっとるやんけ!
という事だ。
そこで、実際の地形はどうなっているか3D地図で見てみた。
まずは四国
なるほど、昨日レインバンドができていた高知の東の方は、海からすぐに切り立った山になっている訳か。これは確かに強制上昇だわ!
そして紀伊半島も見てみると
確かに三重と和歌山の県境(画像中央辺り)は海岸からすぐに山になっていて、この辺りはよく強い降水域になってるよねー!
と納得。
海から降水域ができている事があるのは、強制上昇により押し出された空気が風上にも多少は波及してきて上昇流が手前でも発生するといった感じだろうか?(←あくまでも個人的な考えです)
ps.7月27日追加
せっかくなので、その他の地域についても立体地図を載せておくことにしました。
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